2010/07/30

ASOKO MAGAZINE

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2010に出品されるASOKO MAGAZINEに
絵を提供させて頂きました。まだ現物は見ていませんが、
大判サイズの124ページという大ボリュームで色んな作家さんの
絵、写真、漫画や文章などを収録している模様。
かなり見応えありそうなので現物を見るのが楽しみです。

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2010

会場は2つありますが、ASOKO MAGAZINEが
出品されるのは3331の方だそうです。

2010/07/28

ADWC3-SLOWDOWN IN YOUR SIDE-DISCONSOLATE SUMMER


コンピューマさんの約10ヶ月ぶりとなる新作MIX CD
『ADWC3-SLOWDOWN IN YOUR SIDE-DISCONSOLATE SUMMER』が発売されました!

今回もジャケット諸々をやらせていただきました。
今回は田んぼです。カエルやゲンゴロウ、アメンボにカブトエビetc…そして勿論、稲。
田んぼにみなぎる数々の生命力、と同時にそこはかとなく漂う哀愁…
ズブズブな中にいじらしい生命の息吹を、加えて、枯れ果てた美しさを感じさせる
今作の音のイメージに対して、黒人のねじれた宇宙観(最大の賛辞を込めて)を日本人、
コンピューマ印でアウトプットさせた結果、このようになりました。

A DATE WITH COMPUMAシリーズ第三弾となる今作は故DJ SCREW氏に捧げられた
完全夏仕様のスクリューMIX。スクリューとは簡単に言うとレコードの回転数を
あえて極端に落としてプレイすることにより、独特のトロトロおファンクネスな
グルーヴを絞り出す手法のことです。

コンピューマ氏の十八番でもあり、以前DOMMUNEで氏が披露した際にはそのあまりの
ビチョビチョ具合にスクリューを知らない方々はその狂おしいフレッシュネスに狂喜し、
玄人の方々はその概念を覆すファンクネスに舌を巻く事となり、
局地的に中毒者続出と相成ったのでした。
(あのラメルジーも過去の来日イベントで氏のスクリュー・プレイを体験し、
叫びながらノリノリで踊り出したというのはもはや伝説です。)

今作は凡百のスクリューMIXとは一線を画す、氏の膨大な音楽的知識、経験、感覚を
積み重ね、研ぎ澄ましたオヤGならではの歴史、というかシミを感じさせる
超芳醇な一品となっております。

是非ともクーラーの効かないムッシムシに暑い部屋のソファで
グニャグニャになりながらお聴き下さい〜!
(ちゃんと水分は採ってね!)

2010/07/08

7.21(wed) MEGA SUMMER S/P/E/C/I/A/L

HIP HOP人間国宝の千葉さん主催、ZEN-LAさんやDONSTAさん(只今渡米中の為不在)達が
隔月第三水曜に渋谷Organ Barで行っているパーティー『MEGA』。

今回はSUMMER S/P/E/C/I/A/LということでOrgan Barの
一つ上の階(4F)のお店BALLと合同開催!

しかもゲストは「ほんとにこれ全部出るんですか!?」というぐらい豪華&多数!
まさにMEGAの名にふさわしいフルボリュームでお届けする模様。
何やらダンスバトルなども予定されているようです。(エントリーも可)
もはや夏フェス状態!これはトンデモナイトになりそうですな〜。

今回もフライヤーをやらせていただきました。
フライヤーを作っている最中に飛び込んできたラメルジーさんの訃報。
僕は一旦作業を止め、進めていた絵を破棄し、もう一度やり直そうと考えました。
千葉さんやZEN-LAさんなど、ラメルジーさんにゆかり深い方々も関わっているMEGA。
僕自身ラメルジーさんとは面識は無いものの、もちろんその圧倒的な存在に
影響を受けているし、数々の偉大なる先人達が逝ってしまう昨今でも、
ひと際今回の訃報はすっきりしないというか、何故かとても切なく響きました。

とりあえず今一度『ラメルジー』を認識するため、
雑誌relaxのラメルジー特集号を取り出そうと自宅の本の山を探っていると、
relaxを見つけると同時に何故か雑誌『小学一年生』08年4月号が一緒に出てきました。
付録は指にはめるドラえもんのおもちゃ電子楽器。
その表紙を見て瞬間的に何故かラメルジーさんとの共通項を見いだした僕は
その偶然性も相まって、それをソースにフライヤーを描こうと考えました。
(小学一年生というタイトルも良かったのかもしれません)

で、コレ。
ラメルジーさんへの哀悼の意を込めつつ、
単純に無邪気で楽しく賑やかなかんじにしようと心がけました。

当日のパーティーはもっと楽しくハチャメチャになると思います。
こんなメンツでやれるのはMEGAだけでしょう。夏の思い出に。
平日ですが、お時間ある方は是非!